シーザー暗号ツールとは?
シーザー暗号ツールは、古典的な文字シフト暗号を使ってテキストの暗号化・復号化を行います。1〜25の任意のシフト量を選んでメッセージをエンコードしたり、総当たりモードですべてのシフトを一度に試して復号できます。
シーザー暗号は各文字を指定したぶんずらし、Z を超えると A に戻ります。スペースと記号は常にそのまま通過し、数字も同様ですが、「数字もずらす」をオンにすれば 0–9 も一緒に回転します。「総当たり」を有効にすると 25 通りの復号結果が一覧表示され、英語として読める行を目で選べます。
使い方
- 暗号化または復号化したいテキストを入力フィールドに入力します。
- シフト量(1〜25)を設定し、暗号化か復号化かの方向を選択します。
- 結果が瞬時に表示されます。総当たりモードを使えば、25通りすべてのシフト結果を確認できます。
使用するタイミング
- 脱出ゲームや授業で、生徒が紙と鉛筆で解ける謎を作りたいとき。
- 暗号学の授業で、換字式暗号と頻度分析の仕組みを実演したいとき。
- 掲示板の投稿でオチやネタバレを軽く隠したいとき。読みたい人だけが解読すれば十分。
結果
「ATTACK AT DAWN」というメッセージをシフト3で暗号化したい場合、結果は「DWWDFN DW GDZQ」になります。受信者にシフト数を伝えれば、メッセージを復号できます。
よくある質問
- シーザー暗号は実用的な安全性がありますか?
- 現代の基準ではまったくありません。ずらし方は 25 通りしかないので、誰でも数秒で総当たりできます。本ツールの「総当たり」モードがまさにそれです。実際の機密には AES のような現代的アルゴリズムを使ってください。
- 文字頻度のグラフは何を示しているのですか?
- 暗号文中の各文字の出現数を、英語の典型的な頻度(E がおよそ 12%、T が約 9%)と比較しています。暗号文のピークが本来 E が立つ位置から右に 2 つずれていれば、ずらし量はだいたい 2 だと推測できます。
- メッセージの数字や空白はなぜ変換されないのですか?
- 初期状態ではそのままです。シーザー暗号はアルファベットだけを対象に定義されており、単語の区切りが残るため——長い文章ほど解読されやすい理由でもあります。数字も暗号化したい場合は「数字もずらす」をオンにすると、ツールが 0–9 も同じ量だけ回転させます。スペースと記号は常にそのまま残ります。
- ずらし量 13 と ROT13 は同じものですか?
- 同じです。ROT13 はずらし量が 13 のシーザー暗号そのものです。13 は 26 の半分なので、ROT13 で 2 回暗号化すると元の文に戻ります。ROT13 は「自分自身が復号鍵」になっています。
- é や ñ のようなアクセント付き文字は扱えますか?
- 扱えません。ずらし対象は A–Z と a–z のみで、アクセント付き文字はそのまま残ります。必要な場合はアクセントを外した形に置き換えてから暗号化すると整合性が保てます。