色温度ツールとは?
ケルビンスケール上で任意の色を暖色系と寒色系の間で調整できます。キャンドルライトから日光まで、異なる照明下での色の見え方を確認できます。
温度スライダーは 2000K(ろうそく)から 6500K(昼光)を経て 20000K(澄んだ空の日陰)まで、ケルビンの全域をカバーします。色合いスライダーはプロのホワイトバランスで使われるグリーン-マゼンタ軸を追加し、強度スライダーは元の色とフルシフトの間を混ぜて細やかな調整を可能にします。元色と調整後の色は左右に並ぶので、変更後の hex、RGB、HSL を比較を保ったままデザインツールへコピーできます。
使い方
- カラーピッカーで基本色を選択するか、HEX値を入力します。
- 温度スライダーを暖色(2000K、ろうそく)から寒色(20000K、開けた日陰)へ動かし、色合いスライダーをマゼンタかグリーン側へ傾け、強度スライダーでシフトの強さを調整します。
- 調整された色の値をHEX・RGB・HSL形式でコピーしてデザインに活用します。
使用するタイミング
- ブランドカラーがレストランの暖色照明と自然光でどう見えるか確認する。
- 黄昏どきと曇天のどちらでも破綻しないパレットを組む。
- 既知のスタジオライトで撮った写真に合わせるアクセントカラーを選ぶ。
結果
写真家が肌色 #E8B896 を 6500K(日光)から 3200K(タングステン)に調整し、室内スタジオ照明下での色の見え方をプレビューします。
よくある質問
- ケルビンは実際に何を測っているのですか?
- ケルビンは、黒体をその温度まで加熱したときに放射される光の色を表します。直感に反しますが、低いケルビン(2000K ろうそく)は暖かいオレンジ、高いケルビン(15000K 開けた日陰)は冷たい青に見えます。昼光はおおむね 5500〜6500K です。
- 6500K 付近で色がほとんど変わらないのはなぜ?
- 6500K は多くのカラースペースが基準とするホワイトポイントです。ツールはここを中心にしているため、6500 付近では変化がごくわずかになります。2000(暖)か 20000(冷)へ大きく動かすか、強度スライダーを上げると、効果が強くなります。
- 写真編集ソフトのホワイトバランス調整と同じことですか?
- 逆向きです。写真のホワイトバランスは画面に既にあるカラーキャストを打ち消して中立に戻します。本ツールは反対にそのキャストをきれいな色へ加え、別の照明下での見え方をプレビューします。
- 室内照明によくある電球はどのプリセットですか?
- 古い白熱球は約 3200K、ハロゲンは 3000K、暖色 LED は 2700K、オフィスの中性白 LED は 4000K、曇天の昼光は 6500K あたりです。対応するプリセットを選べばその場での見え方を予測できます。
- 同じ hex はどの画面でも同じに見えますか?
- 見えません。hex は単なるデータで、点灯のされ方はモニターのキャリブレーションや周囲光に左右されます。本ツールが扱うのは照明側の半分のシミュレーションで、厳密な判断にはキャリブレーション済みディスプレイが要ります。