ファイルのチェックサム比較とは?
チェックサムの照合では、2つのファイルのチェックサムを計算するか、貼り付けたチェックサム文字列と1つのファイルを比べて、一致するかどうかを判定します。ダウンロードしたファイルが壊れていないか、改ざんされていないかを確かめる標準的な方法です。ハッシュ計算はお使いの端末内で行われ、ファイルが外部に送られることはありません。
モードは2つ、ファイル同士の比較と、貼り付けたチェックサムとの比較です。貼り付ける値は形式をほとんど選びません。ハッシュ単体でも、ファイル名の付いたsha256sumの行でも、BSD形式のSHA256 (file) = でも受け付け、桁数からアルゴリズムを判定します。2GBまでのファイルを進捗表示付きで処理します。
使い方
- 1つ目のファイルをドロップするか、配布ページに記載された想定チェックサムの文字列を貼り付けます。
- 2つ目のファイルをドロップし、アルゴリズム(MD5、SHA-1、SHA-256、SHA-384、SHA-512)を選びます。
- 結果を確認します。緑色の一致表示ならファイルは同一で、不一致ならハッシュのどこが違うかが分かります。
使用するタイミング
- ダウンロードしたISOやインストーラーを配布ページのハッシュと照合する。
- USBメモリやFTP、不安定な共有フォルダを通したファイルの無事を確認する。
- 同じフォルダの2つのバックアップが今も同一だと確かめる。
結果
LinuxのISOをダウンロードしたあと、配布サイトのSHA-256文字列を貼り付け、ダウンロードしたISOをドロップして緑色の「一致」が出れば、3GBのファイルが無事に届いた証拠になります。
よくある質問
- チェックサムが一致しません。改ざんされたということですか。
- 多くは途中で切れたか壊れたダウンロードで、攻撃よりはるかによくある原因です。取り直してもう一度比べてください。新しく取った物でも公開ハッシュと合わないなら、そこで止めて別のミラーから入手します。
- 貼り付ける前に配布元のアルゴリズムを知っている必要はありますか。
- 不要です。32文字ならMD5、40文字ならSHA-1、64文字ならSHA-256、96文字ならSHA-384、128文字ならSHA-512なので、貼り付けた長さからアルゴリズムが決まります。複数併記されている場合は手動で切り替えられます。
- SHASUMSファイルの行をまるごと貼り付けてもよいのですか。
- 問題ありません。ラベルやアスタリスク、ファイル名、前後の括弧は取り除かれ、狭い表で複数行に折り返されたハッシュもつなぎ直されます。残った16進の文字列のうち桁数が合うものが比較の値になります。
- ダウンロードの破損確認に、MD5やSHA-1でもまだ十分ですか。
- 偶発的な破損の確認なら十分で、古いミラーではこの2つしか公開されていないことも多いため、どちらも用意しています。ただし意図的なすり替えがないことを示すならSHA-256を使ってください。MD5の衝突は2008年以降ごく安価に作れ、SHA-1の衝突も2017年以降は実際に作られています。
- ディスクイメージが2GBを超えると比較できないのはなぜですか。
- ダイジェスト計算はファイル全体をひとつの連続したメモリ領域に必要とし、1回の確保は2GBをあまり超えられません。より大きなイメージはコマンドラインのsha256sumやcertutilで求め、その結果を貼り付けてください。