ファイルチェックサム計算機とは?
ファイルチェックサム計算機は、任意のファイルに対してMD5、SHA-1、SHA-256、SHA-512、BLAKE2bの暗号学的ハッシュ値を生成します。ダウンロード後のファイル整合性の確認、改ざんの検出、2つのファイルの比較に利用できます。処理はすべてローカルで行われ、ファイルがデバイスから出ることはありません。
5つすべてのハッシュ(MD5、SHA-1、SHA-256、SHA-512、BLAKE2b)はお手元のデバイス上で計算され、どこにもアップロードされません。公開されているチェックサムを検証欄に貼り付ければ、その場で一致・不一致が分かります。「一括」に切り替えればフォルダー丸ごと一度にハッシュ化でき、「テキスト」では入力した文字列をハッシュ化できます。Linux ISOや署名済みリリースの検証、2つのファイルがバイト単位で同じかの確認に便利です。
使い方
- ファイルをドロップするか、クリックしてデバイスからファイルを選択してください。
- 計算されたMD5、SHA-1、SHA-256、SHA-512、BLAKE2bのチェックサムが即座に表示されます。
- 既知のチェックサムを貼り付けて一致を確認するか、任意のハッシュ値をコピーして共有してください。
使用するタイミング
- Linux ISOやDockerイメージを配布元の公式チェックサムと突き合わせるとき。
- 別々のマシンにある2つのファイルがビット単位で同一かを確認したいとき。
- 長いダウンロードやUSB経由の転送で壊れていないかを点検したいとき。
結果
Linux ISOをダウンロードした後、公式サイトに記載されているSHA-256を検証フィールドに貼り付けます。緑色のチェックマークが表示されれば、ダウンロード中にファイルが破損していないことが確認できます。
よくある質問
- 本当にセキュリティ目的で使えるのはどのハッシュですか?
- 改ざんを検出する用途ではSHA-256かSHA-512を使ってください。MD5とSHA-1は偶発的な破損の検出には十分ですが、衝突攻撃が知られており、意図的な攻撃者なら同じMD5やSHA-1値を持つ別ファイルを作れます。
- 大きなファイルでもここで安全にハッシュ計算できますか?
- FileReaderでファイル全体を一度にメモリへ読み込むため、デスクトップなら4GBのISOも問題ありませんが、RAMが4GBのスマートフォンだと厳しいかもしれません。巨大ファイルでタブが落ちる場合は、もっとメモリの多いPCで試してください。
- 見た目が同じファイルなのに、なぜハッシュが急に変わるのですか?
- ハッシュはバイト単位の違いに敏感です。改行コードの変換(CRLFとLF)、行末の空白、画像メタデータの編集、余分な改行が1つあるだけでも結果が完全に変わります。視覚的に同じことはバイト単位の一致を意味せず、1ビットの違いが全体に伝播します。
- ハッシュ計算するとファイルはどこかにアップロードされますか?
- されません。計算はすべて端末のWebCrypto上で完結し、データはページ外に出ません。インターネットを切ってもハッシュは計算できます。ファイル選択はローカルでバイトを読み込むだけです。
- ハッシュ化と暗号化は同じですか?
- 違います。ハッシュは一方向で、どんな入力も固定長の指紋になりますが、元には戻せません。暗号化は鍵で復号可能です。ハッシュは中身を秘匿するためではなく、内容の整合性を検証するためのものです。