画像ヒストグラムとは?

この画像ヒストグラムツールは、画像の色分布を分析し、赤・緑・青の各チャンネルヒストグラムと輝度カーブを表示します。平均輝度、コントラスト比、ダイナミックレンジなどの統計も確認でき、露出やカラーバランスの確認に役立ちます。

輝度は BT.709 係数(0.2126 R + 0.7152 G + 0.0722 B)で計算され、最新のディスプレイと同じ重み付けのため、キャリブレーション済みモニターの表示と曲線が一致します。各チャンネルでは平均・中央値・標準偏差(手早いコントラストの目安)・ダイナミックレンジ(最も高い非ゼロのビンから最も低いビンを引いた値)も得られます。階調域のバンドがシャドウ・中間調・ハイライトを示し、カーソルを合わせれば任意の値での正確なカウントが分かり、グラフを PNG として、または 256 値すべてのカウントを CSV として書き出せます。

使い方

  1. 色分布を分析したい画像(PNG、JPG、WebP、またはBMP)をアップロードしてください。
  2. RGBチャンネルヒストグラムと輝度カーブを確認し、各チャンネルの平均値、中央値、標準偏差、ダイナミックレンジの統計情報を表示します。
  3. 各チャンネルを個別にオン・オフし、グラフにカーソルを合わせると任意の明るさでの正確なピクセル数を読み取れます。対数スケールやチャンネル別の正規化表示に切り替え、ヒストグラムを PNG 画像として、または生のカウントを CSV ファイルとしてダウンロードできます。

使用するタイミング

  • クライアントや印刷所に渡す前にハイライトが白飛びしていないか確認するとき。
  • 白背景の商品写真を公開する前に色かぶりがないか確かめるとき。
  • 学習用データセットの平均輝度が揃っているかを点検するとき。

結果

商品写真家が白背景のEC用商品写真をアップロードします。ヒストグラムで青チャンネルが240以下にピークを示しており、後処理で補正が必要なわずかな暖色系のカラーキャストがあることが分かります。

よくある質問

ヒストグラムで露出をどう確認すればいいですか?
横軸は左から右へ輝度0〜255です。左端に張り付いた山は黒つぶれ、右端に張り付いた山は白飛びを意味します。適正露出の写真はデータがレンジ全体に広がっていて、両端で切れたりしません。
ここでいうダイナミックレンジは何ですか?
画像中に実際に存在する最も暗い画素と最も明るい画素の距離で、0〜255の尺度です。220なら豊かな階調、60ならフラットで低コントラスト。作風によっては良いですが商品写真では要注意です。
なぜ輝度カーブが緑チャンネルと違って見えることがあるのですか?
知覚輝度では緑が約71%を占めるので両者は似て見えがちです。しかし輝度は赤21%、青7%も加味するため、強く赤や青に寄った画像では両者がはっきり離れます。
標準偏差は画像について何を教えてくれますか?
コントラストの目安となるざっくりした一桁の指標です。標準偏差が低いほど画素が平均付近に集中(フラット、霧の日)、高いほど明暗の振れ幅が大きい(暗い画素と明るい画素が混在)。印刷向け商品写真は50〜70あたりに収まります。
ヒストグラムから色かぶりを見抜くには?
3チャンネルの平均値を比較してください。中性的な画像なら数ポイント以内で揃っているはずです。赤の平均が180、青の平均が145なら暖色寄りです。エディターでホワイトバランスをその差分だけ調整します。

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