オーディオクロスフェードとは?
1つのトラックの終わりから次のトラックの始まりへスムーズにブレンドし、自然なトランジションを作ります。クロスフェードの長さとカーブタイプ(リニア、エクスポネンシャル、等パワー)をちょうど良い音になるまで調整してください。DJセット、ポッドキャスト編集、ミックステープ作りに便利です。
クロスフェードはお使いの端末上でサンプル単位の精度で計算するため、44.1 kHzの2トラックを6秒でフェードしても誤差は1サンプル以内に収まります。MP3、WAV、OGG、FLAC、AAC、WebMをそのまま読み込めて、合成結果は1ファイルとして書き出され、保存前にプレビュー再生で確認できます。各トラックをトリミングしてイントロや末尾を先に削れますし、曲線を選べば、等パワーカーブは中点でも体感音量が下がらないので、DJ的なつなぎでは既定値として使われます。
使い方
- 2つの音声ファイル(トラックAとトラックB)をアップロードします。重なり部分がハイライトされた波形が並べて表示されます。
- クロスフェードの長さ(1~30秒)を設定し、フェードカーブを選択します。リニアは均等なブレンド、エクスポネンシャルはドラマチックな切り替え、等パワーは一定の音量感を保ちます。
- クロスフェードをリアルタイムでプレビューし、タイミングを調整してから、結合された音声を1つのファイルとしてダウンロードします。
使用するタイミング
- DJミックスやワークアウト用プレイリストで、曲間に無音を作らずつなげたいとき。
- 別撮りしたポッドキャストの素材を、つなぎ目を悟られずに合体させるとき。
- 動画用のBGMをループさせる際に、頭と尻の継ぎ目を聞き取れなくしたいとき。
結果
ウェディングDJがスローダンス曲とアップテンポ曲をアップロードし、6秒の等パワークロスフェードを設定。エネルギーの切り替わりが自然か確認してから、結合ファイルをダウンロードしました。
よくある質問
- リニア・エクスポネンシャル・等パワーカーブの違いは?
- リニアは両トラックを一定速度でフェードするので、中点で約3 dBの音量落ちが出ます。エクスポネンシャルは緩→急で盛り上がりを作るのに向きます。等パワーは合成後の体感音量を一定に保つので、楽曲のつなぎではこれが定番です。
- クロスフェードの長さはどれくらいが目安?
- ビートが安定したダンス曲なら4〜8秒が自然です。トーク素材やポッドキャストの編集なら0.5〜2秒のほうがしっくり来ます。アンビエントなパッドなら15〜20秒まで延ばしても不自然になりません。
- ツールは音声を再エンコードして音質を落としますか?
- クロスフェードの計算はソースのサンプリングレートで行います。書き出しは最終段で44.1 kHzに1回だけエンコードされるので、両トラックを別々に処理するときに起きる世代劣化を回避できます。
- ビットレートやサンプリングレートが違うトラックでもクロスフェードできますか?
- できます。先に両ファイルをデコードして共通レートにリサンプルしてから合成するため、320 kbpsのMP3と16-bit WAVもきれいに混ざります。出力サンプリングレートは2つのうち高い方に合わせます。
- 合成後のファイルが2曲の合計時間より短くなるのはなぜ?
- 出力時間は「トラックA+トラックB-クロスフェード時間」になります。フェード中は両トラックが重なっているからです。60秒の曲と50秒の曲を6秒のクロスフェードでつなぐと104秒の1ファイルになります。