オーディオフェードイン/アウトとは?
音声ファイルにフェードインとフェードアウトの効果を追加します。各フェードの長さを設定し、カーブの形を選んでプレビューしたら、WAVでエクスポートできます。
MP3、WAV、OGG、FLAC、AAC、M4A など主要な音声形式に対応し、サンプルごとにゲインカーブを計算してフェードを適用します。よく使う用途をカバーする6種類のカーブがあります。リニアは一定速度、エクスポネンシャルは緩やかに始まり急峻に終わる、ロガリスミックは急に立ち上がってから安定、クォーターサインは音楽でプロが使う等パワー・クロスフェード、ハーフサインはレイズドコサインの滑らかなS字、S字カーブはイーズイン・イーズアウトです。波形プレビューが各フェードのかかる区間を示し、試聴中は再生ヘッドがその上を走るので、フェードが入る位置を耳で正確に確認できます。書き出しは 16bit WAV(ロスレス)または MP3(軽量)です。
使い方
- 音声ファイルをアップロードし、フェードインの時間(無音から最大音量に達するまでの長さ)を設定します。
- フェードアウトの時間(終了前に音声が無音になり始めるまでの長さ)を設定します。結果をプレビューします。
- WAV か MP3 を選び、フェードを適用済みのファイルをダウンロードします。
使用するタイミング
- ポッドキャストのオープニング BGM を無音から徐々に立ち上げて、唐突さを消したいとき。
- DJ ミックスで曲をつなぐ際、各曲の終わりに自然なフェードアウトを足す。
- サンプル素材の頭と尻に出るクリックノイズを、ごく短いフェードで消してからループ化する。
結果
DJが4分のトラックをアップロードし、3秒のフェードインと5秒のフェードアウトを設定してスムーズなトランジションを作り、始まりと終わりをプレビューしてからミックス用のWAVをエクスポートします。
よくある質問
- 音楽と人の声で、どのフェードカーブを選べばいいですか?
- 音楽にはクォーターサイン(等パワー)が最も自然です。クロスフェード中も音量がほぼ一定に保たれるためで、ハーフサインとエクスポネンシャルもそれに迫ります。声はリニアで十分、タイミングも一番取りやすいです。素早く立ち上げて維持したい用途にはロガリスミックが合います。波形上の再生ヘッドで、書き出す前にどのカーブも試聴できます。
- フェードをかけると音質は劣化しますか?
- しません。フェードは各サンプルの振幅を 0〜1 のゲインで乗算するだけで、周波数成分には触れません。変わるのは音量エンベロープだけです。書き出しは 16bit WAV(ロスレス)か、ファイルサイズの小さい MP3(ほぼ無劣化)から選べます。
- フェード時間はどこまで長く設定できますか?
- 理屈の上では曲全体の長さまで可能です。実用範囲は、フェードインで 1〜4 秒、フェードアウトで 3〜8 秒あたりが最も自然に聞こえます。15 秒を超えるとフェード自体が目立ち始めます。
- 片側だけ(フェードインだけ、もしくはフェードアウトだけ)かけられますか?
- できます。使わない側の時間を 0 にすればその処理はスキップされます。反対側はそのまま残るので、段階的にフェードを足したい場合にも便利です。
- プレビューと書き出したファイルで聞こえ方が違うのはなぜ?
- 聞こえ方が違う場合、原因はたいていデコーダの差です。プレビューはブラウザの音声エンジン経由、書き出しは新しくレンダリングしています。フェードの計算式は同じです。元ファイルがすでにクリッピングしていないかも確認してください。