音声サンプルレート変換とは?

このツールは、音声ファイルのサンプリングレートを8、16、22.05、44.1、48、96kHzといった標準的な値の間で、お使いの端末内で変換します。動画編集の前にレートの食い違いを直したり、16kHzを要求する音声認識APIに合わせて録音を整えたり、ポッドキャストの素材を統一したりできます。出力は指定したレートのWAVです。

サンプルレートのプリセットは 8 kHz から 96 kHz まで9種類あり、出力は16ビット・24ビット・32ビット浮動小数点から選べます。チャンネルはモノラル、ステレオ、元のまま維持の3通りです。WAV・MP3・FLAC・OGG・M4A ほかを200 MBまで読み込め、変換前に出力サイズの見積もりが表示されます。

使い方

  1. 音声ファイルをドロップします。WAV、MP3、OGG、M4Aに対応しています。
  2. 変換後のサンプリングレートを選び、モノラルかステレオかを指定します。
  3. 変換を実行し、結果を試聴してから、リサンプリングされたWAVをダウンロードします。

使用するタイミング

  • 48 kHz で進んでいる動画のタイムラインにナレーションを合わせる。
  • 音声認識サービス向けに、録音を16 kHzモノラルへ落とす。
  • ポッドキャストの素材ファイル一式を同じレートにそろえる。

結果

音声認識API用のサンプルを用意する開発者が、44.1kHzステレオの録音をドロップして16kHzモノラルを選ぶと、APIの入力要件にぴったり合ったWAVがダウンロードできます。

よくある質問

44.1 kHz を96 kHzに上げると、音は本当によくなりますか?
よくなりません。アップサンプリングは既にある標本の間を補間するだけで、元のナイキスト周波数より上の成分は戻りません。ミキサーやプラグイン列、機材がそのレートを要求するときだけ上げてください。
自分の案件では44.1 kHzと48 kHzのどちらを、何を基準に選びますか?
CDや多くの配信カタログに出す音楽は44.1 kHzのままです。YouTube への投稿から放送まで、映像と一緒に動くものは48 kHzです。最初から納品先に合わせておけば、後工程でもう一度変換せずに済みます。
書き出したWAVが、アップロードしたMP3よりずっと大きいのはなぜですか?
WAVは標本を無圧縮のまま全部保持し、MP3はその大半を捨てています。44.1 kHz・16ビットのステレオは1分で約10 MB、128 kbpsのMP3なら約1 MBです。モノラルや16ビットにすると小さくできます。
ビット深度はどれを選ぶべきで、32ビット浮動小数点は使う価値がありますか?
完成ファイルなら16ビットで十分です。CD規格と同じで、どの再生機でも鳴ります。まだ処理が続くミックスに戻すファイルは24ビットにします。32ビット浮動小数点は、後段で0 dBFSを超える可能性がある場合に効いてきます。

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