動画ビットレート調整ツールとは?

任意の動画を別のビットレートで再エンコードし、ファイルサイズと画質のバランスを調整します。ビットレートを下げれば大きな録画を共有用に縮小でき、上げれば保存用に細部を残せます。どこでも再生できる MP4、または Apple ワークフロー向けの MOV として保存でき、どちらも H.264 でエンコードされます。処理は ffmpeg.wasm 上で行われるため、ファイルが端末から外に出ることはありません。

エンコードは ffmpeg.wasm の中で実行されるため、処理はすべて端末内で完結します。エンコードの指定方法は 3 通りです。平均ビットレートを設定する(100 kbps〜20 Mbps)、目標ファイルサイズを入力して長さから自動でビットレートを算出させる、または CRF スライダーで動きに左右されない一定の画質を保つ。配信先(WhatsApp・メール・モバイル・ウェブ・アーカイブ)を選べば適切なビットレートと解像度がワンクリックで入り、音声ビットレートは個別に調整できるので、音声をさらに圧縮したり音楽の鮮明さを保ったりできます。出力はどこでも再生できる MP4 か Apple ワークフロー向けの MOV で、どちらも H.264 エンコード。ダウンロード前に元の動画と新しい動画を並べて見比べられます。

使い方

  1. 動画ファイル(MP4、WebM、MOV、AVI、最大2GB)をアップロードします。
  2. モード(ビットレート・目標サイズ・品質(CRF))を選んで値を設定するか、配信ターゲット(WhatsApp、メール、モバイル、Web、アーカイブ)をタップすればすぐに設定できます。さらにサイズを削りたいときは解像度を1080p、720p、480p、360p、240pに下げ、音声ビットレートも選べます。
  3. 「再エンコード」をクリックして結果をプレビューし、調整後の動画をダウンロードします。

使用するタイミング

  • 画面録画やウェビナーを圧縮して、メールの添付容量制限に収める。
  • スマホで撮った動画をLINEやSlackに送る前にビットレートを下げて再エンコードする。
  • 大きすぎる4Kクリップのビットレートを、配信に適した値まで下げる。

結果

45分の講義動画を8 Mbps(2.7 GB)で録画したとします。目標を2 Mbpsに設定すると、ファイルは約675 MBに縮小され、スライドも鮮明なまま保たれます。

よくある質問

解像度ごとにどのビットレートを選べばいい?
H.264の目安は、720pなら2.5〜4 Mbps、1080pなら4〜8 Mbps、1440pなら9〜16 Mbps、4Kで滑らかな動きを保つなら35〜45 Mbpsです。トークや画面録画はもう少し低めでもよく、激しい動きの映像はもう少し高めが必要です。
ビットレートを下げると映像はぼやけますか?
全体がぼやけるというより細部が失われていきます。最初に現れる劣化は、暗部のブロック状ノイズ、速い動きのブレ、グラデーションの段差などです。静止したシーンは、同じビットレートでもカメラを振った映像より格段にきれいに残ります。
MP4 と MOV のどちらで保存すべきですか?
MP4 は無難な既定で、スマホ・ブラウザ・テレビ・編集ソフトなどほぼどこでも再生できます。Final Cut や QuickTime など Apple のソフトに渡すなら MOV を選びましょう。どちらも指定したビットレートで同じ H.264 映像を書き出すため、画質もファイルサイズも同じで、違うのはコンテナ(入れ物)だけです。
元のビットレートより高く設定すれば画質は良くなりますか?
なりません。ソースより高く設定してもファイルが膨らむだけです。元のエンコーダーが捨てた情報は復元できません。元素材自体が高品質で、再エンコード時の劣化を最小限にしたい場合に限り、高めの値が意味を持ちます。
再エンコードにはどれくらい時間がかかりますか?
ffmpeg.wasmは端末上で動作するため、最近のノートPCではほぼ等倍時間、スマホでは少し遅く、4Kではさらに遅くなります。1080pの10分クリップであれば、機種にもよりますがおおむね5〜15分で完了します。

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