PDFトリミングとは?
PDF Cropは、PDF文書の余白をトリミングしてページを切り抜くツールです。PDFをアップロードし、切り抜き範囲を視覚的に選択するか正確な余白値を入力して、クロップ済みのPDFをダウンロードできます。サーバーへのアップロードは不要です。
PDF Cropはページ書き換えにpdf-lib、リアルタイムプレビューにpdf.jsを使うので、画面で見たままが書き出されます。各余白はスライダーで調整するか、ポイント・ミリメートル・インチで正確な値を直接入力できます。上下(または左右)のリンクをオンにすれば対称な編集が一発で揃いますし、自動余白カットを押せば白い部分を勝手に検出してくれます。A4・Letter・16:9 などの定型サイズにワンクリックで合わせたり、全ページを重ねてどれも切れない範囲を探したり、「ページごとに切り抜き」をオンにして一枚ずつ別の切り抜きにすることもできます。仕上げに、全ページ・現在のページのみ・奇数または偶数ページだけ・1, 3-5, 8 のようなカスタム範囲のいずれかに適用してください。
使い方
- PDFファイルをアップロードすると、各ページがプレビュー表示され現在の余白を確認できます。
- 余白スライダーを動かす、正確な数値を入力する、A4 や 16:9 などの定型サイズに合わせる、または「自動切り抜き」で白い余白を自動検出します。
- すべてのページまたは選択したページにクロップを適用し、トリミング済みのPDFをダウンロードします。
使用するタイミング
- スキャンした書籍の広い余白を削って、スマホやタブレットで読みやすくする。
- Keynoteから書き出したスライドの、発表者ノート用の下部余白を切り取る。
- ワープロから変換したPDFの不要な縁を整えてから印刷する。
結果
学生がスキャンした教科書PDFの広い余白をクロップして、タブレット画面で拡大せずに読めるようにします。
よくある質問
- クロップするとPDFファイルのサイズは小さくなりますか?
- ほとんど変わりません。PDFのクロップは表示領域(CropBox)を変えているだけで、元のページ内容はファイル内に残っています。実際にファイルを小さくするにはフラット化して再エンコードする必要があり、多くのリーダーは標準ではそれをしません。
- PDFを共有したらクロップは残りますか?
- CropBoxを尊重するリーダー(Adobe、Preview、Chrome、モバイルリーダーなどほぼ全て)で見れば、クロップされた状態で表示されます。理論的にはCropBoxを編集して元に戻せますが、通常のビューワーにはその操作画面がありません。
- ページごとに違うクロップ値を指定できますか?
- できます、二通りあります。手早く混在処理したいときは「現在のページ」「奇数ページ」「偶数ページ」「カスタム」(1, 3-5, 8 など)を選べば、余白はそのページだけに適用されます。完全に分けたいときは「ページごとに切り抜き」をオンにします。すると各ページがそれぞれの余白を保持するので、一枚ずつ違う切り抜きにして、まとめて一度に書き出せます。
- なぜ余白の単位がミリではなくポイントなんですか?
- PDFの座標系は仕様上ポイント(1/72インチ)で定義されているため、PDFツールは内部でポイントを使います。換算の目安は、28ポイント≈1cm、72ポイント=ちょうど1インチです。
- パスワード付きPDFでも使えますか?
- 暗号化を無視して読み込むので、読み取り保護程度のPDFは問題なく開いてクロップできます。所有者パスワードで強く暗号化され編集が禁止されているファイルは読み込めません。権限があるなら先に保護を外してから処理してください。