屋根材料計算ツールとは?
屋根の寸法・形状・勾配を入力すると、材料量を見積もります。束数、スクエア、下葺き材、棟包み、釘の重量、ドリップエッジの長さに加え、スクエア単価を入れれば材料費の合計も算出します。
屋根の形状(切妻・寄棟・片流れ)を選ぶと、棟包みと隅棟の長さが実際の形状に合わせて計算されます。寄棟は長い棟と4本の隅棟の合計、片流れは棟自体がありません。勾配は 1/12(ほぼ平ら)から急勾配の 24/12 まで対応し、各比率の横に角度(度)が表示され、水平投影を実際の傾斜面積に換算します。急勾配の屋根は投影面より表面積がかなり大きくなるためです。素材は 3 タブ瓦、グラスファイバー瓦、金属屋根、瓦、木製シェイク、天然スレートから選べ、束数・枚数・釘量が販売単位と一致します。屋根の複雑さ(シンプル・中程度・複雑)を選ぶと適切なロス率が読み込まれ、あとはスライダーで微調整できます。現地通貨のスクエア単価を入力すれば、注文するスクエア数を掛け合わせ、そのまま材料屋に持っていける概算予算が出ます。小屋裏換気をオンにすると、1/300 ルールに基づく必要有効換気面積を算出し、軒先の給気と棟の排気に半分ずつ割り当てます。
使い方
- 屋根の長さ、幅を入力し、屋根勾配(寸法比)を選択します。
- 屋根材の種類を選び、ロス率を設定します(一般的には10〜15%)。
- 資材一覧と必要数量を確認し、見積書をダウンロードまたは印刷します。
使用するタイミング
- 葺き替え前に資材店へ持っていく材料リストを作るとき。
- 屋根業者の見積もりに署名する前に「方(square)」数を確認するとき。
- 物置・ガレージ・増築程度で、専門の積算者を頼むほどでもないとき。
結果
12m×9mの平屋で6/12勾配の場合:屋根面積は約125㎡(勾配係数込み)。3タブシングル約42束、下葺き材5ロール、釘約13kgが必要です。
よくある質問
- 勾配で資材の量がそんなに変わるのはなぜ?
- 6/12 勾配は投影面積に約 12% を、12/12 勾配は 41% を上乗せします。計算機は投影面積に勾配係数を掛けるので、勾配が急なほどシングル、ルーフィング、釘の量も比例して増えます。
- 屋根の「square(方)」って実際どのくらいですか?
- 1 square は仕上がり屋根の 100 平方フィート、約 9.3 平方メートル分です。3 タブシングルなら 3 束、アーキテクチャルなら 4 束で 1 square をまかないます。資材店は square 単位で見積もるので、依頼時もこの単位が使いやすいです。
- ロス(廃材)率はどの程度見ておけば?
- シンプルな切妻屋根なら 10% が標準。寄棟・谷・ドーマー・貫通孔が多いなら 15% に上げてください。カットや起点用の半端材、使いかけの束が増えます。形状が複雑で勾配の急な屋根では 20% 必要なこともあります。
- 唐草、ドリップエッジ、換気口は含まれていますか?
- ドリップエッジの長さは表示されます。これは屋根の外周そのもので、瓦施工の軒先と妻側を覆います。棟包みの数量は、寄棟を選んだときに長い棟と4本の隅棟を合計した長さで計算されます。小屋裏換気をオンにすると、1/300 の建築基準が求める有効換気面積を算出し、軒先の給気と棟の排気に均等に割り当てます。段葺き唐草、谷板金、配管立ち上がりカバー、妻側の役物は本ツールが訊かない要素に依存するため、屋根伏図から別途数えてください。
- 釘の量は 1 square 分ですか?屋根全体ですか?
- 屋根全体の総ポンド数です。シングル 1 枚に釘 4 本(強風地域では 6 本)で計算しています。標準仕様だと 1 square あたり 1¼ インチ屋根釘でおよそ 2.5 ポンド。釘は安いので、少し多めに買っておけば途中で足りなくなって困りません。