方位角計算ツールとは?

座標を2つ入力すると、1点目から2点目への方位角(アジマス)と、2点間の大圏距離を計算します。初期方位、最終方位、逆方位を度数で表示し、それぞれに方位記号が付きます。航海や航空、登山、アンテナの方向合わせで使う数値と同じものです。

方位は北を0度として時計回りに数え、270度は真西です。現地の磁気偏角を入れると、真方位が手持ちコンパスで実際に読める値に換算されます。経路の中間点も算出され、距離はキロメートル・マイル・海里の3通りで同時に表示されます。

使い方

  1. 出発点の緯度経度を入力し、続いて目的地の座標を入力します。
  2. 初期方位・最終方位・逆方位を度数で確認し、NNEのような方位記号も併せて読み取ります。
  3. 大圏距離をキロメートル・マイル・海里で確認し、必要な値をコピーします。

使用するタイミング

  • パラボラや指向性アンテナを遠方の局に向ける。
  • 登山口を出る前に、その区間の進行方位を決めておく。
  • 航空図に印刷された方位角と飛行計画の区間を突き合わせる。

結果

指向性アンテナをリヤド(24.7136、46.6753)からロンドン(51.5074、-0.1278)へ向けるアマチュア無線家は、初期方位およそ320度(北西)、距離4,930kmという結果を得られます。

よくある質問

到着時の方位が出発時の方位と違うのはなぜですか?
大圏航路は子午線に対して曲がっており、子午線自体も極に近づくほど収束します。長い区間では北に対する角度が変わり続けるため、到着時の方位が出発時と数十度ずれることもあります。
磁気偏角の欄には、自分の地域のどの数値を入れますか?
その土地の真北と磁北の差で、東方向をプラスとします。NOAA や各国の地質調査機関が座標ごとに公表しています。空欄のままなら真方位が出ます。海図や航空図が使うのもこちらです。
逆方位は、そのまま復路の進行方位になりますか?
短い区間に限っての話です。逆方位は出発時の方位を180度回しただけの値です。長い大圏航路では、実際の復路の方位は到着方位の逆であり、距離が伸びるほど両者は開いていきます。
この方位をコンパスで保ち続ければ、目的地に着きますか?
長距離では着きません。同じ角度を保ち続けると等角航路になり、大圏航路より長いうえに目標からずれます。航海では一定の間隔で現在地から方位を計算し直します。
この距離が車のナビより短く出るのはなぜですか?
大圏距離は地表を通る最短経路の長さで、道路も地形も空域も勘定に入りません。同じ2地点を道路でたどると、たいてい15から40パーセント長くなります。

関連ツール