文書比較とは?

文書比較ツールは、2つのテキスト文書間のすべての追加、削除、変更箇所をハイライト表示します。原文と修正版を貼り付けると、見やすいサイドバイサイドまたは統合差分ビューが表示されます。契約書やコードなど、確認が必要なあらゆる文書に使えます。

比較にはgit diffの基盤と同じMyersアルゴリズムを使用しています。段落やコードブロックには行単位、1文だけ変わった場合は単語単位、1文字の打ち間違いや余分な句読点を見つけたい場合は文字単位の粒度を選びます。結果は左右並列、もしくは統合インライン形式で表示され、追加箇所は緑、削除箇所は赤でハイライトされます。スワップボタンで2つのパネルを入れ替え、テキストファイルをどちらのパネルにも直接アップロードでき、差分はプレーンテキストとして書き出せるほか、スタイル済みのHTMLレポートとしてレビュー担当にそのまま送ることもできます。

使い方

  1. 左パネルに原文、右パネルに修正版のテキストを貼り付けてください。
  2. 「比較」をクリックすると、差分がカラーでハイライト表示されます。緑は追加、赤は削除、黄色は変更を示します。
  3. サイドバイサイド表示と統合表示を切り替えられます。差分サマリーをコピーするか、HTMLレポートとしてエクスポートしてください。

使用するタイミング

  • 契約書の2バージョンを照らし合わせ、こっそり書き換えられた条項を見つけ出すとき。
  • GitHubが使えない環境で、コードパッチと元のファイルを比較したいとき。
  • 法務から戻ってきたマーケティングのブリーフで何が変わったかを把握したいとき。

結果

法務チームが2つの契約書ドラフトを貼り付けて、第4.2条が書き換えられ、第7条が完全に削除されたことを瞬時に発見し、手作業での読み比べに費やす数時間を節約します。

よくある質問

行単位・単語単位・文字単位の粒度の違いは?
行モードは改行をひとつの単位として扱い、行全体の追加・削除を表示します。コードや表の流し読みに最も速い方式です。単語モードはテキストを単語に分割し、変化した最小単位だけをハイライトするので、散文の編集で読みやすくなります。文字モードはさらに細かく、変わった一文字ずつを示すため、ひとつの打ち間違いや入れ替わったカンマがすぐ目に留まります。文字単位の結果は統合インラインビューで表示されます。一文字ごとの左右並列レイアウトは読みづらいためです。
比較ではホワイトスペースの違いを無視しますか?
必要なら無視できます。「空白を無視」をオンにすると、行頭・行末のスペースやタブが差分として数えられなくなり、ファイルを整形し直したりインデントを変えたりしたときに便利です。「大文字小文字を無視」のトグルもあり、大文字小文字だけの違いが編集として表示されなくなります。どちらも初期状態はオフなので、通常の比較ではすべてのスペースと文字を書かれたとおりに扱います。
50ページの契約書のような長文も比較できますか?
はい。長い文書でも軽快に動きます。「変更なしを折りたたむ」(初期状態でオン)が一致する部分を隠し、各変更の前後だけを表示するので、数か所だけ直した50ページの契約書でも数行しか描画されません。ほぼすべてが異なる1万行あたりを超えると、変更箇所をすべて描く必要があるため重くなります。そうした場合は章や節で分割して比較するか、結果をストリーミングで処理できるデスクトップツールを使うとよいでしょう。
エクスポートされるHTMLレポートはどんな形式ですか?
CSSをインラインで埋め込んだ自己完結型のHTMLファイル1本です。追加件数・削除件数を示すヘッダーと、背景色付きの全文差分が含まれます。依存なしでどのブラウザでも開けるので、メールで送ったりチケットに添付したりしてもレイアウトが崩れません。
「比較」を押したとき、テキストはどこかにアップロードされますか?
されません。2つのパネルと差分計算はすべてタブ内で完結します。比較用のライブラリはページと一緒に一度読み込まれ、入力したテキストを直接処理します。タブを閉じれば内容は消えます。

関連ツール